
2.7 実 験
本実験は、模型により構造的検討と動作確認のために行うが、主としてインターロック機構の動作とスイッチの電気的性能の確認を目的としたものである。 (1)実験項目及び方法
1.構造確認検査 誤接統防止構造及びはめあい部の構造にっいてIECPub.309の規定に適合しているか調べる。 2.インターロック機構の動作確認試験インターロック機構が正常に動作するか調べる。 (a)スイッチが“切”の位置においてのみプラグを抜き差しできること。 (b)プラグの差し込み状態が不完全な場合、スイッチの投入ができないこと。 (C)ソケットアウトレット単体では、スイッチの投入ができないこと。 3.スイッチの開閉試験 プラグとソケットアウトレットを組み合わせた状態で、JISC8306(配線器具の試験方法)の試験方法によって過負荷試験及び定格負荷試験を行った。次に試験条件を示す。なお、このスイッチは定格電圧AC500Vで計画していたが、試験設備に制約があるため、試験電圧はAC380Vで実施した。 <a>過負荷試験 (イ)試験電圧 AC380V (ロ)試験電流 定格電流の1.5倍 (ハ)力率 0.6〜0.7 (二)開閉の割合 6〜10回/分 (ホ)開閉回数 100回 <b>定格負荷試験 (イ)試験電圧 AC380V (口)試験電流 定格電流 (ハ)力率 0.7〜0.8 (二)開閉の割合 20回/分 (ホ)開閉回数 5000回 4.絶縁抵抗試験 プラグとソケットアウトレットを組み合わせた状態において、直流500Vの絶縁抵抗計で各極の間及び充電部と非充電金属部との間の絶縁抵抗を測定し、いずれも20MΩ以上であること。なお、この試験はスイッチの開閉試験の前後に行う。 5.耐電圧試験 プラグとソケットアウトレットを組み合わせた状態において、各極の間及び充電部
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